低燃費車

低燃費車のランキング(普通車、軽)、
低燃費なハイブリッド車、
燃費測定基準「10・15モード」「JC08モード」
などについて。


国土交通省の低燃費車ランキング(普通車・小型車)

ネットで調べてみると、2004年(平成16年)〜2007年(平成19年)分の、国土交通省が発表した低燃費車ランキングの情報が見つかりました[1][2][3][5]。
(ただし、ガソリン車のみです。)
それらの情報を元に、低燃費車の順位を年別に、一覧表にしてまとめてみました。
(※参考サイト[1][2][3][5]では書かれていた注意書き等は省略しています。
また、2004・2005・2007年の燃費は、「10・15モード」による数値との明記がありましたが、2006年については確認していません。
加えて2007年については、[5]にAT車またはCVT車のみのランキングと明記があります。)
2004年(平成16年)[1] 2005年(平成17年)[2] 2006年(平成18年)[3] 2007年(平成19年)[5]
1位 プリウス
(トヨタ、ハイブリッドカー)
35.5km/l インサイト
(ホンダ、ハイブリッドカー)
36.0km/l インサイト
(ホンダ、ハイブリッドカー)
36.0km/l プリウス
(トヨタ、ハイブリッドカー)
35.5km/l
2位インサイト
(ホンダ、ハイブリッドカー)
35.0km/l プリウス
(トヨタ、ハイブリッドカー)
35.5km/l プリウス
(トヨタ、ハイブリッドカー)
35.5km/l シビックハイブリッド
(ホンダ、ハイブリッドカー)
31.0km/l
3位シビックハイブリッド
(ホンダ、ハイブリッドカー)
29.5km/l シビックハイブリッド
(ホンダ、ハイブリッドカー)
31.0km/l シビックハイブリッド
(ホンダ、ハイブリッドカー)
31.0km/l ヴィッツ(トヨタ)24.5km/l
4位ヴィッツ(トヨタ)25.5km/l ヴィッツ(トヨタ)24.5km/l ヴィッツ(トヨタ)24.5km/l フィット(ホンダ)24.0km/l
5位フィット(ホンダ)23.0km/l フィット(ホンダ)24.0km/l フィット(ホンダ)24.0km/l デミオ(マツダ)23.0km/l
6位ストーリア(ダイハツ)
デュエット(トヨタ)
プラッツ(トヨタ)
21.5km/l ベルタ(トヨタ)22.0km/l ベルタ(トヨタ)22.0km/l
7位 パッソ(トヨタ)
ブーン(ダイハツ)
マーチ(日産)
21.0km/l パッソ(トヨタ)
ブーン(ダイハツ)
21.5km/l
9位マーチ(日産)21.0km/l コルト(三菱)
スイフト(スズキ)
20.5km/l
10位フィットアリア
(ホンダ(タイランド))
20.5km/l コルト(三菱)20.5km/l

2006年まで、上位3位をハイブリッドカーが占めています。
2007年のランキングは、2008年3月28日に発表されています[5]。

ちなみに携帯サイト「e燃費」(e-nenpi.com/)では、測定条件を限定している上記のランキングとは別に、登録会員が入力した給油量・走行距離に基づいた低燃費車ランキングが掲載されているとのことです。

参考:
[1]燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090331_.html
[2]平成17年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について〜平成17年版「自動車燃費一覧」の公表〜(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/09/090328_.html
[3]NIKKEI NET:クルマ
 http://car.nikkei.co.jp/news/business/index2.cfm?i=2007040207329c0
[4]自動車の燃費性能に関する公表(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpikouhyou/index.html
[5]燃費の良い車、07年のベスト10を発表 国交省 | Response.
 http://response.jp/issue/2008/0328/article107500_1.html


国土交通省の低燃費車ランキング(軽自動車)

国土交通省発表の、2004年〜2007年までの、軽自動車の低燃費順ランキングをまとめてみました。
(※参考サイト[1][2][3][5]では書かれていた注意書き等は省略しています。
また、2004・2005・2007年の燃費は、「10・15モード」による数値との明記がありましたが、2006年については確認していません。)
加えて2007年については、[5]にAT車またはCVT車のみのランキングと明記があります。)
2004年(平成16年)[1] 2005年(平成17年)[2] 2006年(平成18年)[3] 2007年(平成19年)[5]
1位ツイン
(スズキ、ハイブリッドカー)
34.0km/l ミラ(ダイハツ)30.5km/l ミラ(ダイハツ)30.5km/l ミラ(ダイハツ)27.0km/l
2位ミラ(ダイハツ)30.5km/l エッセ(ダイハツ)26.0km/l エッセ(ダイハツ)26.0km/l R1(スバル)
R2(スバル)
24.5km/l
3位アルト(スズキ)
キャロル(マツダ)
30.0km/l アルト(スズキ)
キャロル(マツダ)
24.5km/l アルト(スズキ)
キャロル(マツダ)
24.5km/l
4位 ステラ(スバル)
ムーヴ(ダイハツ)
ソニカ(ダイハツ)
ワゴンR(スズキ)
セルボ(スズキ)
AZ-ワゴン(スズキ)
23.0km/l
5位ツイン(スズキ)26.0km/l R1(富士重工業)
R2(富士重工業)
24.0km/l R1(スバル)
R2(スバル)
24.0km/l
6位R2(富士重工業)24.0km/l
7位ワゴンR(スズキ)
AZ-ワゴン(マツダ)
23.5km/l ワゴンR(スズキ)
AZ-ワゴン(マツダ)
23.5km/l
9位ムーブ(ダイハツ)23.0km/l ムーヴ(ダイハツ)23.0km/l
10位ミニカ(三菱)
kei(スズキ)
ラピュタ(マツダ)
22.5km/l ミニカ(三菱)
kei(スズキ)
22.5km/l エッセ(ダイハツ)22.0km/l

2007年のランキングについては、普通・小型車と同様、 2008年3月28日に発表されていました[5]。

ちなみに携帯サイト「e燃費」(e-nenpi.com/)では、測定条件を限定している上記のランキングとは別に、登録会員が入力した給油量・走行距離に基づいた低燃費車ランキングが掲載されているとのことです。
(ただし、普通車・軽自動車が混じったランキングとなっているようです。)

また、軽自動車の使用者によるレビューや、価格、燃費、サイズなどのデータは、下記アドレス先のサイトにも豊富な内容が載っており、かなり参考になると思われます。

軽自動車|クチコミランキング
 http://kuchiran.jp/life/minicar.html

参考:
[1]燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090331_.html
[2]平成17年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について〜平成17年版「自動車燃費一覧」の公表〜(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/09/090328_.html
[3]NIKKEI NET:クルマ
 http://car.nikkei.co.jp/news/business/index2.cfm?i=2007040207329c0
[4]自動車の燃費性能に関する公表(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpikouhyou/index.html
[5]燃費の良い車、07年のベスト10を発表 国交省 | Response.
 http://response.jp/issue/2008/0328/article107500_1.html


燃費測定法の「10・15モード」「JC08モード」とは?

燃費を測定するために、「10・15モード」「JC08モード」といった方法が用いられています。

「10・15モード」は、10の走行パターンを想定したテストを3回、次に15の走行パターンのテストを1回行い、その結果から燃費を導き出す方法です[1]。
(このパターンとは、例えば、(1)20秒間アイドリング運転、(2)スタートして7秒で時速20kmまで加速、(3)時速20kmで15秒間走行、・・・といったものです。)
このうち「10モード」は、市街地に近い走行パターン。
「15モード」は、郊外で、条件の良い道路を走ったときを想定したパターン、とのことです。
また、「10・15モード」での燃費測定は、実際に道路を走るのではなく、テスターの上でタイヤを回転させて行うそうです。
ただし、この「10・15モード」は、実際の走行とはかけ離れている、という意見も多いそうです[2]。

そのため、より実走行に近いテスト条件を目指した「JC08モード」が、新燃費基準として採用されてきています[3][4]。
具体的な変更内容は、下記のようになっています。

  • 走行パターンは約20分間(10・15モードの約2倍)
  • 平均速度は22.7km/hから24.4km/hに、最高速度は70km/hから81.6km/hに変更
  • 「10・15モード」では、「ホットスタート」(エンジンの暖気運転が終わってからの発進)のみ行っていたが、エンジンが冷えたままで行う「コールドスタート」も測定対象に入っている
    (測定値への反映は、ホットスタートが75%、コールドスタートが25%)

同じ車種だと、「10・15モード」と「JC08モード」ではどのぐらい燃費の数値に違いが出るのか、ということが気になりますが、参考サイト[5](国土交通省のサイト)では「JC08モードは10・15モードよりおおむね1割程度低くなる」と記述されています。

参考:
[1]Q&A/基礎知識8
 http://www.jaf.or.jp/qa/answer/base/base8.htm
[2]車の燃費10・15モード測定法について - Yahoo!知恵袋
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211315087
[3]Goo-netニュース | クルマ・ポータルサイト Goo-net
 http://www.goo-net.com/goo_news/news_category9/n_number339.html 
[4]【池原照雄の単眼複眼】燃費測定の新モードで実用値にどれだけ近づける? | Response.
 http://response.jp/issue/2006/1220/article89495_1.html
[5]自動車の燃費性能に関する公表(国土交通省サイト内ページ)
 http://www.mlit.go.jp/jidosha/nenpi/nenpikouhyou/index.html


低燃費車の比較

下記アドレス先のページで、国産車・外国車両方での、低燃費な自動車の特集が掲載されています(2008年2月1日現在)。

最新低燃費車&効率ドライブ術特集 MSN自動車
 http://car.jp.msn.com/carlife/special/jan2008/default.htm

この特集ページでは、ベーシック、ミディアム、アッパーと、3つのカテゴリで各4車種の詳しい紹介がされています。
具体的な掲載車種と燃費データは、下記のようになっています。

ベーシック
2代目シビックハイブリッド(ホンダ、ハイブリッド車):31km/l
2代目プリウス(トヨタ、ハイブリッド車):35.5km/l
2代目フィット(ホンダ):24.0km/l(1.3L車の場合)
2代目MINI ONE(BMW):17.2km/l(6速AT仕様)
ミディアム
ハリアーハイブリッド(トヨタ、ハイブリッド車):17.8km/l
2代目エスティマハイブリッド(トヨタ、ハイブリッド車):20.0km/l
ブルーバード シルフィ(日産):16.6km/l(1.5L車)、16.0km/l(2.0L車)(※10・15モードでの数値)
フォルクスワーゲン ゴルフGT TSI(フォルクスワーゲン):14km/l
アッパー
レクサスLS600h/LS600hL(トヨタ、ハイブリッド車):12.2km/l
レクサスGS450h(トヨタ、ハイブリッド車):14.2km/l
メルセデス・ベンツ E320 CDI(ダイムラーAG):燃費数値の記載なし
BMW3 320i(BMW):13.6km/L(6速MT)、11.4km/l(6速AT)(※10・15モードでの数値)

(当たり前かもしれませんが)エンジンが大型になるほど、燃費が低くなるという傾向が見られて、興味深いです。


ハイブリッド車は低燃費

普通・小型車の低燃費順ランキングでも明らかですが、ハイブリッド車はランキングの上位を独占しています。
燃料と電気を併用するという、ハイブリッドカーの特徴を考えると、当然の結果という気もしますが、ハイブリッドカーならではの注意点もあります。
それは、ハイブリッドカーで重要な役割を果たすバッテリーには寿命があり、時期がくれば交換する必要がある、ということです。
ハイブリッドカーのバッテリーは安くはないようで、例えば参考サイト[1]では、2005年11月の書き込みで「現行プリウスのバッテリーは12.8万円」という記述があります。
そのため、例えばハイブリッドカーを中古で購入する場合は、低燃費のみに注目するのではなく、バッテリーが交換済みか、またバッテリーを交換するとどのぐらいの金額がかかるのか(燃料費が低くなる分と比べてどうか)といった点も、十分に確認する必要があると思われます。
とはいえハイブリッドカーは、燃料費はもちろんのこと、動力性能や税金・保険の優遇、自動車税の減額も考慮に入れると、同じ排気量のガソリンエンジン車よりも(維持費については)大幅なメリットがある、と試算している記事[2]もあります。
(ただし、自動車自体の価格の違いは考慮に入れられていません。)

参考:
[1]トヨタのプリウスを中古車で購入しようと考えているのですが、注意をしなければい... - Yahoo!知恵袋
[2]最新低燃費車&効率ドライブ術特集 MSN自動車
 http://car.jp.msn.com/carlife/special/jan2008/drive/drive02.htm
ハイブリッドカー - Wikipedia


関連ページ